なぜ勉強するの? 〜義務教育〜

なんで勉強するんだろう

そういうことを小さいときからずっと考えてきました。思えば、小学生の頃からほとんどの時間を誰もが勉強に費やしてきたのではないでしょうか。俺は勉強してこなかったという人でさえも、日本人であれば中学生頃まではちゃんと学校に行かなければいけないという意識は持っているものです。こういう意識はどこから来るのでしょうか。

よく義務教育という言葉を聞きます。「子供は勉強しなければならない」という理由によく義務教育という言葉が使われていますが、使い方が間違っています。子供は勉強しなければいけないのでしょうか。決してそういうわけではありません。子供は勉強しなくても良いのです。なぜなら義務教育というのは、子供が勉強しなければならない義務ではなく教育を受ける権利のことを言うからです。義務?権利?全く逆の意味じゃないかと考えている方は正しいのです。義務というのは子供に対する義務ではなく、政府、つまり大人に対する義務であるからです。

どういうことでしょうか。つまり大人は子供を自由に扱う事ができてしまいます。酷い労働環境で働かせ続ける事もできてしまいます。そこから子供を守るために義務教育が存在するのです。だから、子供が別に勉強せずに酷い労働環境で労働したいと望めば大人になった時に自由に労働する事はできます。子供には労働制限がしっかりとかけられています。何時以降には子役はテレビ出演できないなどもその例です。それはなぜでしょうか。義務教育が終了(修了ではなく)していない子供は間違った判断しかする事ができないほど幼いと考えられているからです。ここで重要なのは学校の成績は関係ない事です。つまり、だいたい義務教育が終了する年齢まで成長するまで大人は待ちましょうという制度なのです。

本当は国力増強のために、明治政府が義務教育を開始した〜という説もあるのですが今回はそのような難しい話はスルーしておきましょう。一番に考えて欲しいのは国目線ではなく、自分目線です。

それでは本題に戻りましょう。なぜ勉強しなければいけないのでしょうか。この理由の説明に義務教育は全く関係ないのです。実は勉強はしてもしなくてもどちらでも良いのです。あなたが勉強してもしなくても私には全く関係のない事なのです。あなたのお母さんがあなたに勉強しなさいと言うのは、あなたのお母さんだからであって、私のお母さんはあなたには勉強しなさいとは絶対に言いません。勉強する事は自分のためだけであって、何も偉い事ではないのです。たまに学校で成績が良いだけで先生からちやほやされたり威張っている人がいますが、彼は何も偉くないのです。

勉強を例えるならば、貯金に似ていると私は思っています。自分の両親がたくさん貯金していたらやっぱり自分にとっては良い事ですよね。けれど、クラスメイトには全く関係ない。貯金しているだけだから世の中の役にも立っていない(銀行には預けているかもしれませんが)。ただそれだけの事なのです。だから勉強は正直、他の人がしようがしまいが関係のない事なのです。

しかし、私は勉強する事をおすすめします。それは後々ここに書いていこうと思います。

それでは

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