Gremlins Inc 攻略15(キャラ分析:エンジニア)

こんにちは

SteamゲームのGremlins inc攻略です。

最近好きなGremlins incのプレイスタイルとして、小物カードでジャブを打ち続けるというのが楽しいです。特に序盤はどのキャラでも大事なことだと思いますが、「小物品」「ガジェット」使用、ゴミ捨て場で資金回収→「珍品」名誉売買200Gゲットという流れが上手くこなせると 大きな飛躍ではないですが、カード回転という面からも効率よくカードを使えているという事になり気持ちが良いですね。大物カードが手札に来ない時は小物カードを回転させて戦局を決めてしまうような「キラーカード」を引いていきたいものです。

さてGremlins incキャラ分析ですが後半に差し掛かってきました。ランカーセッションを主にプレイしているので、多人数プレイの際の攻略とニュアンスが違うかもしれませんがやっていきますね。

・エンジニア(実力はピカイチ、対人能力はないと言ってよい、勝ち条件に直接絡むため強キャラの1人)

それでは特殊アビリティを見てみましょう。

  • 最初から名誉1を持っている。
  • 名誉5以上獲得カードで追加名誉1獲得
  • 工場到着時に+50G
  • 参加プレイヤーは全員 工場休憩で+100G
  • 他のプレイヤー誰かが工場休憩する度に+50G獲得

さて、エンジニアの重要な能力としてスタート時に名誉+1となっている事が挙げられますね。この名誉1どうすれば良いのでしょうか?「名誉1なんて終盤にしか気にしないので、最序盤で名誉もらっても。。。」と考えていてはいけません。今までの攻略でも述べてきましたが、中盤以降の資金獲得のメインは「名誉を市場で売ること」から始まるのです。

200Gを手持ちにできるカードは決して多くはありません。「秘宝」「ジャックポット」「イカサマ」「昔の借金」「強奪!」「アドラゲロンからの頼み事」「雇用可能な裁判官」「悪魔との取引」「有毒廃棄物」「ゆすり」「盗品商人」「お得な取引」「友好的な差し押さえ人」こんなところでしょうか。「閉店セール」も全取り換えした場合、+240Gとなり、個人的に好きなカードの一つです。気付くこととして、圧倒的犯罪カードの山。

資金を一気に稼ぐには犯罪カードを使うのが手っ取り早いということですね。逆に考えると、犯罪カードと同じ程度の資金を名誉売りで獲得できるという事になります。それだけ、名誉売りが強力という事ですね。しかし、デメリットとして自分から勝利条件から遠ざかるという点が挙げられます。

しかし、市場を手ぶらで通り過ぎるよりは名誉を売り、手持ちに200Gあった方がほとんどの場合 成り立つ定石だという事も以前にお話しましたね。細かい事を言うとゲームバランスとして工場で使用可能な「仕掛け」200G→名誉3獲得が全てのカードの基準になっていると考えられます。つまり、倍のコストの「ナンテコッタマシン」は「仕掛け」よりもコストが高い分、名誉獲得が効率が良くなるように設定されています。

その他のカードも同様に追加効果、コストを鑑みて カード効果を決めていると考えられます。つまり工場で200Gで名誉3を稼ぐ事を基準に考えると市場で1名誉200Gで売れる事は破格の値段なのです。永遠に繰り返せば億万長者になれます。さて、これが資金稼ぎの定石でした。

話は戻りますが、エンジニアの最初の名誉、これは市場で売るために与えられていると考えて良いでしょう。工場スタートのエンジニアはその足でまず市場に向かい名誉を売りましょう。そのために、ターンが無駄にならないように手札にどんなカードでも良いので市場で使用できるカードを残しておくのが戦略になります。「潤う取引」「珍品」「希少な発見」「閉店セール」などが手札にあった場合は絶対に残しておくべきでしょう。前回、紹介した「オークション」が使用できたら最高ですね。

さて、次の能力ですが、エンジニアが強キャラと言える所以はこれに尽きます。名誉5以上獲得カードで追加1を獲得する。これは一見、微妙な効果かもしれません。しかし、全部名誉5獲得のカードでランカーセッション35を勝ち抜くと仮定すると7枚カードを使用しなければいけないところを6枚で良くなるのです。

こう言われてもまだピンと来ていない方。資金で換算してみましょう。

「アーティファクト」300G名誉5獲得 →名誉6獲得 アビリティによって強化されます。

理論上、これを6回使用すれば良いのです。(デッキには2枚しか入っていないので現実的ではないですが。)

つまり必要な資金は300×6で1800G。たったこれだけを集めたら勝ちなのです。1ゲーム中の稼ぐ資金として少なすぎるのは理論値だからですが、要約すると

「追加名誉を貰える事によって、勝利に必要な資金が少なくて済む」

という事です。資金だけでなく、そもそもカードが少なくて済むのです。つまりエンジニアプレイ時に意識する事は「1枚のパンチ力を上げる事」→少なくともボーナスを得る事ができる「アーティファクト」を名誉獲得の最低レベルと考える事です。「ATM」「ロボット会計士」「秘密結社」等は優先度は下がると思います。「リスクオーマチック」「スロットマシン」は絶対に作ってはダメでしょうね。「リサイクラー」は効果が好きなので微妙ですが、「幸運のサイコロ」は不要でしょうね。名誉稼ぎのカードを選ぶのがエンジニアプレイ時に気をつける事です。

さてランカーセッションをプレイしていて気付く事があります。ゲーム終了時の統計にて総名誉獲得数がかなり膨らんでる事があるのです。それはもちろん、相手のカード、不幸カードによる名誉の下落があるからなのですが。

  • 「ドリコスからの頼み事」 全員から名誉を1奪う
  • 「正義執行」名誉1奪う
  • 「虚偽の証言」名誉2奪う
  • 「悪魔の約束」名誉5低下
  • 「表彰式」名誉2低下
  • 「終末時計」6ターン毎に全員の名誉1低下
  • 「ギルドサービス」名誉2奪う
  • 「盗品商人」名誉2低下
  • 「価格競争」名誉3奪う
  • 「ペレストロイカ」名誉1低下
  • 「ブードゥー人形」名誉3低下

どれも強力なカードばかりです。「ブードゥー人形」は狙わないと達成できませんが、中盤以降 狙ってみた方が良いと思います。ロケーションと合わせて考えましょう。何度も言いますが、宝物ロケーションの期待値は+88Gです。逮捕と相乗効果のあるカードもありますね。「罠」がなくても相手を逮捕できる重要なカードです。他の名誉下げカードもゲームの勝敗に直接関係する効果ですので狙ってみた方が良いと思います。

さて忘れてはいけないのが不幸カード。

  • 「メカエイク」名誉-1
  • 「火事」名誉-2
  • 「大事故」名誉-1
  • 「大統領の訪問」名誉-2

終盤の「火事」の名誉-2は結構痛みます。最序盤、名誉0の時は火事が次の不幸カードの場合、自ら不幸を受けに行くのが吉になりますね。

「大統領の訪問」の入札は難しいところです。いつも悩みます。「オークション」と違い、1Gでも入札に入れると、負けても没収されます。気をつけないといけない事として、最低落札額を提示した全員が名誉-2となる事です。悪意の過多は関係ありません。自分が最も資金を持っている場合、相手の持参額+1Gを入札しないと、大損こきます。0Gと入れた時点で絶対に名誉-2となります。次のターンに使う予定のカードに必要な資金をつぎ込まないように注意が必要です。

さてエンジニアの攻略情報を書いているのに何故、名誉マイナスのカードの紹介をしたかと言うと、Gremlins incでは勝利条件の名誉を稼ぐために、勝利条件以上の名誉を稼がなければいけないのです。ゲーム終了時の統計で確認できますが、5-10程度多く名誉を稼いでいるのが確認できると思います。

僕は市場で名誉を売る事を定石と考えているため、比較的多くの名誉を売買しているので それも含まれています。そして、上に書いたように名誉マイナス効果のあるカードもたくさんあります。名誉35を単純に稼げば勝ちという訳でもないのです。

さて、エンジニアのアビリティの確認ですが、名誉のプラス効果。これは失う可能性のある名誉の底上げにもなっていると考えて良いはずです。名誉5以上獲得のカードをプレイする毎に、名誉-1になることの保険になっていると考えて良いはずです。名誉-1は市場で売ることも不幸を受けることも想定されています。こんな効果を持っているキャラは他にはいません。クリアに必要となる名誉が高くなればなるほど、実力が発揮されると思います。

他の効果は補足で良いと思います。工場使用に必要な資金が実質-50Gされる点は強い点でしょうね。手持ち250Gあれば工場で「アーティファクト」名誉6獲得できると考えるとすごく強いですね。

後の効果は他力本願なのでオマケでしょう。商売人プレイ時にエンジニアがいたら、工場休憩で+150Gできる事は覚えておきましょう。対人能力は全くないので、通常プレイ通りプレイヤー争いには気をつけましょう。

まとめです。

  • 名誉ボーナス 最初〜カード毎は強力 最終的に勝利に必要となる資金節約にもなる。
  • 対人ボーナスはなし
  • 多人数、名誉必要数が多くなればなるほど、強くなる印象あり
  • ランカーセッションではそこまで強い方ではない印象

多人数セッションだと無意味に狙われたりしますね笑

それでは、また

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