【Mount & Blade II: Bannerlord】鍛冶屋のすすめ 両手の長柄武器の場合

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Mount and Blade2において金策としての結論としての鍛冶。

結局、金(デナール)を稼ごうとしたら、付加価値をつけて売るしかない訳で、安いところで仕入れて高いところで売るという交易プレイはどうも安定しなく、大きな利益を得ることが難しい。序盤は余剰資金で貨物を買い込んで売って歩く交易プレイもありかもしれないが、諸侯を引き抜く資金レベルになってくると鍛冶屋プレイが金策として結論づけられてしまうのではないだろうか。逆に言うと、序盤からいきなり鍛冶屋プレイだけで稼ぐのは難しく、鍛冶屋で稼ぐ事ができるようになるまでに時間とコツがいるので、それを書いてみる。

最初にキャラクターメイキングをするが、これでいきなり鍛冶屋に寄せるのも一つの手かもしれないが、そうしない前提で考えてみる。

まず何にしても、鍛冶を行うには頭数が必要になる。つまり家族やコンパニオンだ。キャンペーンモードであれば最強の兄やすぐ成人してスキルを自由にふる事ができる弟がいるが、そのメンバーを鍛冶屋にしてしまうのも一つの方法だ。特質値は8まで上げれば300超まで上がるという事でEND(持久力)はそのくらいまで優先して上げていきたいところだ。あとは鍛冶スキルが高いコンパニオンをリクルートするのが大切になる。「N」で百科事典を開いて英雄、放浪者を選び、「鍛冶屋の」の通り名の英雄を探すと良いだろう。他にはバタニア文化の「不運な」、スタルジア文化の「暖炉好きな」、帝国文化の「放浪者の」も鍛冶スキルが上がっている通り名である。

コンパニオンの場合、生まれて成人するまでの特質値までは割り振る事ができないためどうしてもまばらになっている。獲得した特質値を持久力に全振りしても8まで届かない事は大いに起こりうる。さらに既にスキルを得ているため、自分が必要とするパークが既に獲得できない事も起こりうる。キャンペーン以外のサンドボックスでプレイする際は子供を1人、鍛冶屋にするのもありだろう。

それでは鍛冶を行う上での基本動作

・鍛冶を行う上で消費するスタミナは都市で待機(「ここでしばらく待つ」)

・木炭を消費して精錬(武器を溶かす)、精製(材料を作る)

・木炭と鉄などの材料を用いて鍛造(武器作成)

という動作だけである。

つまり時間と木材と材料があれば永遠にお金(デナール)を生み出す訳だ。

それぞれの調達方法として、

・時間に関して、私の様にケチな人は「ダメージ回復とともに」や「隠れ家を襲撃するために夜まで待つ時間」もスタミナ回復できるため利用すると少しお得なのかもしれない。

・木材に関しては特産地の村で買い占めるのが常套手段だがあまり数は集められない。そういった時は特産地の村の近隣の都市に行くと比較的安く大量に木材の在庫がある事が多い。買い占めようとすると値がはるが、19デナールくらいであれば後の利益を考えると買っても良い気がする。後半は鍛冶での利益が莫大になるので、値上がりしても全く気にせずに買い占める事になるだろう。移動が面倒なあなたは「熊手」を溶かそう。木材2→木炭3のパークがあれば精錬、精製を繰り返せばプラスになります。

・木炭は鍛冶屋以外のキャラクターに鍛冶の最初のパークである「効率的な木炭の作り手」を取得させて木炭専属とする。フォーカスポイント無振りでもEND(持久力)4でそのパークは取得できる。

・材料に関しては全て精錬(武器を溶かす)のみで調達可能。タマスケン鋼を精製するパークは取得すべきという意見もあるが、タマスケン鋼も高額の両手剣を溶かせば手に入る。

さて序盤から鍛冶屋で稼ぐ事が難しいのはいくつか理由がある。それを少しずつクリアしていけば一気に鍛冶屋の流れに乗る事ができ、資金繰りが困らなくなる。

・強いデザインを学んでいない

 正直これに尽きると思う。最初は弱小の武器しかデザインがなく、まずそれを作ったとしても稼ぐ事はできない。これを学習するタイミングは可視化されておらず、ひたすらその種類の武器を精錬、鍛造する事で徐々に開放されてくる。これをどれくらい早く解放するかだけが重要である。そのため2つ目のパーク選択で獲得できる「好奇心旺盛な精錬工」(精錬した時に獲得できるデザイン経験値が2倍)を絶対に取らなければいけない!もちろん精錬する際は絶対にこのパークを取得したキャラクターでなければいけない。これは絶対に妥協してはいけない。ここで問題となるのが「鍛冶屋の」の通り名を持ったキャラクターが既にこのパークを取得していない可能性がある事だ。その場合は3個目のパーク「好奇心旺盛な鍛冶屋」を取得させて鍛造専門にする方法はある。

・鍛冶スキルが育っていない

 これは仕方がない。木炭も作成効率が悪くなるので、徐々に能力アップしていくのを待つしかない。

・材料がない

 これは敵からの略奪品を精錬する事で稼ごう。いらない武器を交易で全部売るのではなく値段が高い武器こそ将来の投資として精錬してデザインと鍛冶スキル経験値を稼ごう。

・お金がない

 高い武器を買って溶かす。これが最速のデザイン学習法ではあるのだが、序盤は交易で武器を買い精錬するという動きは金銭面からなかなか厳しいだろう。ある程度の資金(私が試してみた方法は30万デナールくらいだった、下記参照)。

ある程度の人材育成と材料を揃えて「いよいよ鍛治だけで生計を立てるぞ!」となるには、

・30万デナールくらい(補償するものではないので直前セーブと念のため50万デナールくらいを確保してください)

・「好奇心旺盛な精錬工」

は必要と考えてください。私は「両手用の長柄武器」でやります。「両手剣」「投げ槍」も良いと聞きますが、材料が「良質な鋼」頼りになる事が多く、その調達が面倒(プギオを溶かせば良いのですが)なので両手用の長柄武器で行う事を推奨してみました。最終的には色々な武器で溶かすと出てくる「鋼」を錬金術の材料にしたいので「両手用の長柄武器」でデナール稼ぎをしています。

まずは持っているお金で帝国都市でメナウリオン、クーザイト都市でロンググレイヴを可能な限り買おう。十分な資金がなければそこまでは自力で貯めるしかない。他の都市にも長柄武器はあると思うが、パッと思い出せませんでした。あまり望ましい方法ではないかもしれないが、クーザイトの貴族と婚姻をするとロンググレイヴを持っていたなぁ。。。そしてもったいないかもしれないが、それらの武器を「好奇心旺盛な精錬工」を持つキャラで溶かす!溶かす!

そうすると、すごい勢いで新しいデザインを見つける事ができるはずだ。

そして確認したいのが、上から4列目、一番右に位置するレベル2のデザイン。「ビルの矛先」である。これと初期の柄だけで振り斬撃ダメージが95.0になる。材料は錬鉄1、木材1、木炭1だけである。この世界では斬撃ダメージを主に価格設定の基準にしているようで、これの値段は驚きの2243デナールである。まずはここまでデザインを解放できるかが勝負である。

有り金全部はたいてロンググレイヴ買ったけど、ここまで解放できないのであれば意味がない。その目安がだいたい30万デナールだった。欲が出て、一緒に両手剣もやってしまおうとしたら全く資金が足りなくなってしまった。メナウリオンも30000デナール程度要する。興味本位で色々な種類に手を出すと確実に破産するので気をつけよう。この加速法を用いなくても略奪品からこつこつ長柄武器を溶かしておけば到達するかもしれない。ただ長柄武器の量と質はそこまであるわけではないと思うので、こういったテコ入れをしないと新デザインの獲得は難しいと思う。

さて、「ビルの矛先」さえ解放されてしまえば金銭で困る事はなくなるだろう。100デナール未満の材料から2000超の武器を作成することができるようになったのだ。あとは作成の手間を減らすためにもっと高額な武器の作成に取り掛かろう。長柄の先端で狙うのはレベル4の「ウォーレーザーの矛先」と「ロンググレイヴの矛先」だ。そういえば溶かすのはウォーレーザーでも良いのかも。柄の方で目指すのはレベル4の「長槍用のマホガニーの柄」だ。

「ウォーレーザーの矛先」

私はこれを金策として用いている。鋼2、木材1、木炭1で作成できる。「長槍用のマホガニーの柄」と一緒に作れば14556デナールの価値となる。良好な鋼などを用いなくて良いとなると相当のコスパである。飾りなどは全く不要で、斬撃157程度である。

「ロンググレイヴの矛先」

これは実際に使用する武器として作成している。斬撃は脅威の190超え。振りかぶらなくても貧相な鎧の敵は一撃で倒せてしまいます。「長槍用のマホガニーの柄」と組み合わせれば、22457デナールの価値となる。良質な鋼を必要とするので、良好な鋼が余っているならこちらで金策も間違いではないはず。大量生産も可能なので仲間に持たせても吉。

「長槍用のマホガニーの柄」

他の柄は槍用なのか全然斬撃評価が上がらない。つまり、金策としてこれを解放できない間は初期の柄で十分なのだ。「長槍用のマホガニーの柄」を解放できれば、材料が特に変わる訳ではないのでこちらを使う様にしよう。

交易スキルの最初のパーク、「鑑定士」(装備の売却価格にかかるペナルティが15%軽減される)があるとこの売り上げはさらに上がるはずです。また気をつけなければいけないのは都市には多くても10数万デナール程度しか備蓄されていません。作った武器を全部売ろうとすると都市の資産がマイナスになり、ただ売り状態になります。そこで兜を含めた防具を揃えるのも一つの手ですが、純粋にデナールを稼ぐとなると都市を売り渡らないといけないです。そこがまた面倒になります。

両手剣はデザインの数が豊富でなかなか解放するのに時間がかかる印象です。投げ槍は気付いたら全解放していましたが、上記の方法を応用すれば同様に稼ぐ事ができると思います。大量生産するには高価な材料が必要かと思い私は避けました。

Mount and Blade2は自由に生きることが一番大切なゲームだと思うので最速クリアなどはあまり意味がないかもしれない。ただ貴族引き抜きに相当なデナールが必要となるので、その前にこのやり方でデナール稼ぎをやってみても良いのではないでしょうか。

まとめ

・長柄武器のデザインを解放できるまで資金貯め

・「ビルの矛先」までまずは解放

・コスパはウォーレーザーの矛先が良い

・資金に困らなくなれば、後は好きな武器で

【Mount & Blade II: Bannerlord】攻略&Tips一覧