【Inkulinati攻略】真のラスボスがいた!強キャラ使えば怖くない?プレイレポ

真のラスボスがいた

前回、ラスボス倒したぜウェーイといったノリで記事を書いたのですが実はそれは誤りでした。ここにて訂正させて頂きます。大変申し訳ございません。「『死』を倒すのに難儀したのでこれ以上辛い敵なんかいるわけない。。。」と本気で思っていましたが、真のラスボスがいました。そんな訳でもう一周プレイしてみたので2周目プレイで分かった事をプレイレポをまじえて紹介。

前回の教訓を踏まえて

前回、自分で気を付けていた事を再度確認しながらプレイ開始。エリート敵を選択したくなる欲求を抑えながら進めていくのに苦労しました。ローグライクゲームはクリアした時の名残がある状態だと、どうしても「俺つえー」という自尊心がぬぐえず無茶なプレイをしがちになります。徐々に進めていけば自分も強化されるというローグライクゲームの原則を忘れていました。

不要なビーストは召喚しないようにプレイを進めていて気付いた事が。パーティーにリクルートした後、描かなかったビーストにペナルティが発生していない。ノーマルモードでのプレイでしたが、開始前の説明ではしっかりペナルティが発生する事が記載されています。バグかなと思いながらプレイ続行。

押し出しゲームである事を意識して

このゲームは押し出しが圧倒的に強い。一瞬でどんなにHPの高い敵もやっつける事ができてしまう。その際に重要なのが移動可能な場所だ。大抵のビーストは移動のところに4/6や3/5と書かれていると思う。これが何を意味するかというと左の数字は移動した後に行動(攻撃、押し出し、特技)が可能な移動距離なのだ。上に移動する時も1消費。そのため、3か4かは結構重要である。兎だから一様に4というわけではない。槍、弓、剣でそれぞれ移動能力が動物ごとに異なっている。4以上移動可能なビーストは総じてパズルゲームを行う上では比較的強いという事を覚えておこう。ちなみに敵にマウスを当てた時も相手の移動可能なマスが表示される。緑色のマスはそこに移動してから攻撃可能なマスである。そのため、そのマスに隣接して移動すると攻撃を受けるので緑色のマス、1マス空けて位置取りするとこのターンは攻撃を食らわない計算となる。

吟遊詩人のロバは絶対に仲間にしたい

エリート敵は欲には勝てず狙って倒し始めると序盤に「吟遊詩人のロバ」が出現。これは絶対に選択しないといけない場面。早速仲間にするとめちゃくちゃ使える。Inkulinatiはパズルゲームの要素があると気付き始めたのだが、前回も書いたように「吟遊詩人のロバ」がマジで最強です。以下のような膠着状態でも押し出しで一瞬で勝つ事ができます。

味方と敵が殴り合った後の膠着状態に見えるが。。。

ロバの「バグパイプ演奏」は睡眠状態の味方を起こしてチャプターの最後に行動可能にするため、ものすごく押し出しがしやすくなります。この点がInkulinatiがパズルゲームと言えるところです。前回もお話した通り、押し出しが左右に可能な主人公のキャラクター(Tiny Inkulinati)は終盤で動かすようにしましょう。左右にキャラクターを移動できる能力が段違いで強く、押し出しという接触している縛りもないため異常な強さを見せます。盤面が固まっており、相手からの反撃が受けにくく計算しやすいためです。同様にロバも場面が固まってからTiny Inkulinatiと一緒に行動しましょう。この際、主人公キャラクターが先、ロバが後の方がメリットが出る事もあります。

Tiny Inkulinati(主人公の操作キャラ)も凄く強い

Tiny Inkulunatiの盤面を変える能力として、以下のような場面でも相手を一瞬で押し出す事ができてしまします。

この状況で相手を倒す事は想定しにくいが。。。

上記の通り、パズルゲームとしての魅力も持ち合わせているのがInkulinatiの面白いところだ。正直、HPが高くて攻撃力の高い強キャラを上手く端に追いやって追い出す。これがInkulinatiの魅力なのだと思っている。

相手のマスター(正式にはTiny Inkulinati)を押し出す事をまずは考えるので多少の犠牲は払っても相手のマスターを1マスでも崖に押し出す行為はかなり有効打になります。相手の召喚可能なマスを減らすという意味もあると思います。次の相手マスター(Tiny Inkulinati)によって接触したビーストは押し出しに会う可能性が高いが、それでも次のタイミングで押し出しの機会は断然増える。

吟遊詩人の最強最悪のタッグパートナー

実は前回も記載して強キャラとして紹介しているのだが「大声使いの悪魔」は敵として現れた時に強キャラとすぐに判断する事ができた。しかし、前回は「大声使いの悪魔」を仲間にする事ができなかった。しかし、今回ステージ3程度で出現したのだ。137ゴールドと他のビーストに比べて高額であったのだが、「大声使いの悪魔」が出現した。最初、これを見た時は声が出た。おお、これって強キャラのあいつじゃねえか。敵として出現しても最強最悪のこのキャラクターが味方になるとまさに無双状態。しかも最悪な事に「吟遊詩人のロバ」と組むことで相手にとっては悪夢のような事態に陥る。

大声使いの悪魔の異常さ

大声使いの悪魔がどうして強いか。まずはその能力を見てみよう。

  • 怒鳴り声 相手を強制的に昼寝状態にする いわゆる1対1交換 相手にやられると嫌なものだったが、兎の尻とほとんど一緒である。以下の能力が強すぎるので1回も使う機会がなかったのは意外である。
  • 怒鳴り声のひと吹き これがあまりにも強すぎる。火の玉があるマスという縛りはあるものの、2マス離れた相手にも即死攻撃を与えることができるのは異常な強さである。上記の通り、パズルゲーム的要素で頭を悩ませていたのが全く不要になる。火の玉作って、忍び寄ったらそれで終わりである。しかもこれは押し出しの左右の概念からも逸脱している。下にいる状態で上向き(上にいる状態で下向き)にもひと吹きできてしまうのだ。これに気付いてからはパズルゲームも不要になり、ひたすら火の玉を燃え上がらせるゲームになってしまった。。。
  • オナラで大点火 これがダメ押しの最強能力。自ら火の玉を作り出す能力を持っているのだ。自己完結型。つまりこのキャラだけを大量生産できるなら何も困らないのだ。自分で火の玉たくさん作って、あとでひと吹き。。。火吹きゲームになってしまった。。。

ロバとのタッグ攻撃

さて、この強キャラ2人だが、組むとさらにタチが悪い。相手は基本的にテーマを統一したビーストしか使ってこないので混在チームの我々はこの凶悪タッグを組めてしまう。2人で完結、火吹きゲームを紹介しよう。大声使いの悪魔で「オナラで大点火」で相手のいるマスへ火の玉召喚、そのターンに吟遊詩人のロバで「バグパイプ演奏」で大声使いの悪魔を起床、そして先ほど火の玉を召喚したマスの敵へ「怒鳴り声のひと吹き」を食らわせる。ただそれだけである。

真のラストボス 復活した本気のマスターがボロボロ。。。

さて「死」によってマスターが復活するのだが、前回はその後の展開を楽しむ事ができなかった。これの発動条件が何かあるのだろうか。しっかりと判明した訳ではないが「名誉」の数値が関係しているような気がする。もしくは1度目はそこまでしか進められず、再プレイする事でそこまで到達可能になるとか。。。初回プレイの際は途中の店で名誉-75の選択肢を選んでしまい、途中で大きく名誉を落とす事になってしまった。その影響があったかもしれない。

真のラスボスまでの道のり

第5面「死後の世界」と同様にフィールドで敵には遭遇しない。そのため、「死」との戦いは全力で戦って後悔しないと思う。道中で飽き解消の選択肢が多々出てくるので真のラスボスまでしっかり準備する事ができる。特にここまで来た際に名誉がほぼmaxまで溜まっているので、条件の良い選択しも選ぶことが可能だった。また、今回気付いたのだがビーストは18種類までしか仲間にできない様で、序盤でたくさん集めてしまうと終盤の強キャラが仲間にならない可能性があるかもしれない事に気付いた。そのため、「死」が司る骸骨のビーストは一度も仲間にする機会が来なかった。次回以降は仲間にしてみたいものだ。

いざ、真のラスボスへ

マスターはステージ1で使っていたメンバーをそのまま使ってくる。ビーストそのものは強化されている訳ではないのだが、マスターの能力が大幅に強化されており破裂系の能力がフル装備となっている。マスターはひたすら破裂系のビーストを寄越しては破裂させ、インクを回収しまた召喚してくる。しかも最悪な事にフィールドには多数の豆の鍋が置かれており、誘爆によって2桁のライフポイントが吹き飛ぶこともあった。さらに強力なのがマスターが扉を生成する能力を持っている事だ。こちらを扉でせき止めながら、ひたすら自爆部隊を召喚してくるのは害悪そのものだった。

ただ、そんな害悪戦法が無に帰する最強最悪のタッグがこちらにはいるのだ。。。吟遊詩人のロバ2体によるスクラムを組みながら、大声使いの悪魔でひたすら相手を燃やしていく。火の玉での時間差のダメージも相手の誘爆を誘う事が可能で、誘爆によって扉も吹き飛んでくれた。最後はマスターの下にもぐり込み、上記のコンボを発動させマスターの良いところはほとんどなしに勝つ事ができた。

ハードモードではやはりパズルゲーム要素が強くなるか

今回ノーマルモードで完全クリアを達成する事ができた。難易度を上げて挑戦してみたが、相手の物量が圧倒的に増えるのと、こちらの「飽き」ペナルティがかなり厳しくなる事でノーマルモードよりも明らかに負荷がかかっている事がわかって挫折した。ビースト個々の能力で戦うというよりもパズルゲームを駆使して相手を瞬殺していく頭脳戦になるのだと思う。やはり奥深いゲームだと思う。