こんにちは。
ブログで書きたい事がたくさんあるのですが、どうしても時間がなく、疲れているとだんだん書いている文章がおかしくなってくるので1記事/日くらいを目安に書いていきたいと思います。Gremlins Incをプレイする時間も重要ですしね笑
体力次第ですが、休日に書き溜めでもできたら良いですね。とりあえず、キャラ分析を一通り書いてしまいたいと思います。目下の目標ですね。さて、キャラ分析進めていきましょう。
キャラ分析:秘密工作員(対人能力、資金稼ぎで能力を発揮、過去では最強評価)
さて、強キャラの割に紹介が遅れてしまった印象がありますね。過去のランカーセッションではみんな秘密工作員を使ってました。秘密工作員or銀行家の使用頻度がかなり高かったと思います。秘密工作員も銀行家も選べないとすると、自分が選べるのが経営者or商売人となり、それだけで嫌な思いをした事があります笑
逆に自分が秘密工作員を選んだにも関わらず収集家でボコボコにされた経験が収集家最強説を僕が唱え始めた理由です。「時計仕掛けの植民地」マップだと本当に収集家は強いです。
秘密工作員の勝率も8/17現在2人プレイで105%と悪くはありません。3人プレイで140%というのはトーナメントの結果だと思いますが異常ですね笑 明らかに高レートプレイヤーが積極的に選んだ結果だと思います。けれど、秘密工作員と戦う事が最近ほとんどありません。きっと昔、秘密工作員を選んでいた層は今、貧乏人に流れているのでしょう。
それでは秘密工作員の能力値を見てみましょう。
- 秘密カード使用時に+100G
- プレイヤー争い開始前に所持金の半分を払う事で争い回避&中央不幸マスへ移動
- 逮捕された時にサイコロを振らずに2ターン確定
さて、どれも強い効果です。しかもバランスが良い。今までのキャラ紹介でも軽くしか触れてきませんでしたが、このゲームの基本事項として①資金を稼ぐ→名誉を稼ぐ、②票を稼ぐ→知事になる、③相手を貶める(逮捕する、不幸を送る)という3点が重要になってくると思います。
最終的にはどれも名誉を稼いでゲームに勝つ事に繋がるのですが、この3点に能力を分けてあげると、それぞれのキャラの立ち位置がわかると思います。
その点で見ると、秘密工作員は①③の2点でキャラの特性が現れています。
秘密カード使用時に+100Gというのは①の資金稼ぎに直結する特殊アビリティですね。秘密カードはデッキ中に18枚含まれています。どれも犯罪カードに次ぐ(手札公開で没収というペナルティがあることからも)強力なカードです。複数人プレイを想定した「銀行家の特典」は2人プレイではあまり強力ではないですが(票2もコストとして多い)、どれも強力です。
「秘密のプロジェクト」「ドリコスからの頼み事」「秘密結社」などの名誉獲得を使用した際はオマケ程度の効果ですが、次の行動への立ち上がりが安定します。また、「お得な取引」「友好的な差し押さえ人」「秘宝」を使った時の破壊力は格別です。特にオフィスマスの2枚は票売買を含めたら400Gを超える収入となり、すぐ横の工場で大量の名誉獲得を狙う事ができます。
手札を見られたら終了ですが、手札に来た秘密カードはなるべく使用するようにしていきたいですね。+100Gはそこまで多くはないかもしれませんが、効果の薄い秘密カードなんてほとんどありませんから狙えるなら狙っていくのが基本戦略になります。
さて、次の特殊アビリティですが、③相手を貶める効果を軽減する効果があります。プレイヤー争いはランカーセッションでは常に狙い、狙われていると考えなければいけません。これは手札とは関係なく発生するため、プレイヤーの位置が近い場合には常に起こりえます。
高レートプレイヤーは出所後を市場辺りでジッと狙って来ます(自分は名誉を売っておいて!)。「罠」のカードを引いてもいないのに!、悪意を溜めず!に相手を刑務所送りにできるという、トンデモないルールなのです。
特に所持金が200G以下の場合は積極的に仕掛けられてしまいます。「資金が少ない=プレイヤー争いを狙われやすい」という事です。この条件を根本から解決してくれるのがこの秘密工作員の能力。
「資金を半分払えば」というマイナス面が「資金が少ないという条件」と合致しており、見事にプレイヤー争いによるマイナス面を回避してくれています。逆に自分からプレイヤー争いをしかけて、中央のリスクマス(ワイロを払うが移動勝手は最高に良い)に移動する事もできます。プレイヤー争いに関しては秘密工作員は最強の能力を持っていると言っていいでしょう。それがランカーセッションで皆が選ぶ理由でしょうね。
さて次の効果「逮捕期間が確定2ターン」。「ロボット看守」作成すれば1ターン。この効果も決して悪くはありません。刑務所でうだうだターンを過ごしているうちに相手はカードをどんどん使用していく。そんな状況を少しでも改善する効果がありますね。
しかし!これは逮捕されてからの話。逮捕されている時点でマイナスなのです。マイナスを少し改善する事はできますが、ほとんど意味はありません。逮捕に関するページに詳細を書いていますが、逮捕によるマイナスアドバンテージはターン拘束だけではないのです。1番やられて嫌な逮捕効果といえば工場手前、資金豊富な時に刑務所送りにされる事です。あと1ターンで名誉を大量に獲得できるカードを使用できるのに逮捕される。うだうだしているうちに、資金が奪われていく。そのような展開になってしまうと、負けコースを歩んでいるかもしれません。
ここまで強い効果なのに何故、否定的な見方をされなければいけないか。。。それは明白ですね。「貧乏人」が強化されたからです。逮捕されても、資金最下位ならゴミ捨て場へ直行。タイミング上は1/2確率(相手か自分か)で刑務所にすら行かなくて良い効果は、ランカーセッションでは最強です。そのため、秘密工作員の効果が薄れてしまうのです。
かわいそうに秘密工作員。逆に、今までの環境だと秘密工作員が対人能力としては最強だったんです。もうそれは強くて強くて。。。それに調整が入ったと考えたら良いのではないでしょうか。3人以上のプレイでは資金最下位に貧乏人がなるタイミングも減り、良いバランスだと思います。3人以上のプレイでは秘密工作員が強いのも納得ですね。
話は変わりますが、キャラにはそれぞれ自分の能力の基盤となるようなロケーション、カードがあるのです。それぞれのスタート地点がイメージされています。しかし、この秘密工作員、リスクマスでスタートするもののリスクマスカードには特に特典はありません。その変わりに秘密カードに特典がついているのです。
これが何を言いたいかというと、相手に次の手を読まれにくいのです。前回、経営者の解説で言ったように、経営者のポイントとなるロケーションはオフィスです。経営者が銀行を通り過ぎたら、オフィスカードを使おうとしているんだと予想がたてれます。そのため「検査」で引っ掛ける事ができるのです。
さて、秘密工作員の特典のあるカードは秘密カードです。なので、そもそも手札を見られたら破棄するしかありません。しかし、秘密工作員は基盤となるロケーションを持ち合わせていないのです。それは大きな強みだと思います。ロケーションに縛られないプレイが可能なのも良い点だと思います。あと開始時のロケーションも柔軟性に富んでいていきなり犯罪カードをプレイする事も可能です。
さて、まとめです。
- 秘密カードの特典は美味しい。資金獲得系と併せるとかなり強力
- プレイヤー争い回避も強い。ワープ位置もgood。
- 逮捕効果減弱は強いけれど、貧乏人と比べると。。。
- 複数人プレイではかなり強い