どうもお久しぶりです。みなさん、Gremlins incやってますか?現在、トーナメント開催中ですが、どうもトーナメントは上手く勝てませんね。単純に経験不足だと思っています。2人プレイの戦い方しか知りません。どうもすみません。
- 検事(玄人向け、使いこなせば強キャラ)
それではキャラ分析。検事はランカーセッションのキャラ別だと常に勝率が高い印象があります。この前ランク120超の強豪(トップ)プレイヤーに検事でボコボコにされました。いや、それはもう酷いくらい。3連敗しました。。。3回連続で同じ相手に当てるなよ。。。2回戦目くらいから戦い方が似てるので、もしやとは思っていましたが。3回連続同じ相手でした。
その方が好き好んで使用しているのが検事でした。それではどういう点が強いのでしょうか。強豪プレイヤーのプレイを存分に味わった(白目)私が解説しましょう。
それでは特殊アビリティから
- 悪意によるワイロの支払い増加が半分になる
- 警察、裁判所カードを使用する度に票+1
- 裁判所で無償で票1を奪い取れる
- ロケーションに後付けできると、相手からワイロ2倍を受け取れる
この4つの特殊能力がありますが、実はこれは2人プレイではかなり強力なんです。
最初のワイロの増加ですが、これは貧乏人のアビリティの劣化版です。貧乏人は-10Gよりスタートでしたね。悪意+1の度に必要ワイロも増えていくので悪意10でようやくワイロ20Gとなります。悪意20でワイロ30Gと大した額ではないですね。検事ですが、増え方が半分となります。スタートは他キャラと同じ-20Gですが、悪意20でようやくワイロ30Gとなります。悪意20を超えてからはほとんどターンを重ねる事はないランカーセッションでは貧乏人の方がワイロの支払額は少なくなりがちですが、多人数戦でワイロがとんでもない額になるような戦いの際には検事の方が有利となるでしょう。
そもそもワイロの増加ですが、これは知事になれなかった時の保険です。ランカーセッションでは知事選に負ける事はそもそも考えていないので、負けてしまった時のセーフティネットとして考えましょう。知事じゃない時はワイロマスを回避する戦い方も重要ですよ。そこまで良いカードを持っていなくてもロケーションで使用できるなら、ワイロマスを回避するという目的も含めて、迂回するのも良い戦い方です。
次に「警察、裁判所カードで票+1、裁判所で無償で票1奪い取り」の効果ですが、かなり強い能力です。先ほども言いましたが、知事選は諦めてはいけない戦いです。なれるものなら、なっておくものです。さらに、アストラル会での強カードには票5-10程度で高名誉獲得のカードが複数あります(カオスカードも忘れずに)。中盤に票が不要になったタイミングで叩き込みたいテクニックです。
知事選、票利用カードを使用するためにも序盤はトリビューンマスのカードを使用する事が多いと思います。しかし、票獲得ができるカードというのは限られています。オフィスロケーションではカード使用で獲得した票を売る事も多いでしょう(「昇進」など)。そんな中、検事は他のキャラが獲得できない警察カード(しかもどれも強力)使用で票を獲得できてしまいます。「キザ」による運ゲーに頼らなくとも、「正直な悪党」は確定で悪意-1、票+1という安定した票獲得カードになります。正直、残り5ターンで検事に選挙を出し抜かれる事が多々あります。
そもそも票獲得できるカードは少ないので、よほど温存していない限り残り5ターンの時点で既に使用していて、手札に票を増やすカードはない事が多いです。それを検事はとんでもない角度から獲得してくる事があります。「捜査」「警察の寄り道」「マシな悪」→「召喚状」で裁判所ロケーションへワープは常に考えられます。これはあらゆる場所に散りばめられている警察マスを起点にしているので予想がされにくいのです。これらのコンボが炸裂した場合、警察マスカード+裁判所カード使用+無償の票奪いで票+3は確定で、4票の差を付ける事ができてしまいます。「仮面外し」「不正選挙」「アリバイ」ならさらに票獲得。不正選挙のは単独で10差を悪意+1で逆転する事ができてしまいます。「アリバイ」は相手との悪意の差を3逆転させ、さらに6の票の差を逆転させます。
- つまり相手が「不正選挙」を使用してきた状態(相手:票+7、悪意+1)
- その後に「アリバイ」を使用する事で検事の自分が例え(票0、悪意+3)の状態でも
- 使用後は(自分検事:票+5、悪意+1)(相手:票+6、悪意+2)で知事当選する事ができます。
逆に相手が検事の場合。「アリバイ」を後に使用してきた場合、どれくらいの差があれば選挙戦で勝てるでしょうか。
①悪意で4以上差がついている場合 3票差ならセーフ
- 使用前(自分:悪意0、票+3)(検事:悪意+4、票0)
- 使用後(自分:悪意+1、票+2)(検事:悪意+2、票+5) 悪意の差で自分の勝ち
②悪意で3しか差がついてない場合 6票差でランダム(7票差あれば勝ち)
- 使用前(自分:悪意0、票+6)(検事:悪意+3、票0)
- 使用後(自分:悪意+1、票+5)(検事:悪意+1、票+5) 同スコアによりランダム
- カード1枚で7票を獲得するには「レッツダンス」「キザ」で⑤の振り目が出る、「選挙活動」「不正選挙」を使用しオフィスで売ってはいけない。「反乱扇動」なら1票減っても大丈夫(ただし刑務所での悪意獲得に注意)。
③悪意2以下の差のみ(=アリバイにて悪意逆転) 10票差がないと勝てない
- 使用前(自分:悪意0、票+10)(検事:悪意+2、票0)
- 使用後(自分:悪意+1、票+9)(検事:悪意0、票+5) 悪意+3ボーナスあるのでギリギリ
つまり序盤(そもそも悪意の差が5以上も開いていない)で、選挙直前に検事が裁判所で使用できるカードを使用すると選挙戦で勝つ事がかなり難しくなります。票を奪い取るという性質上、選挙戦ギリギリで動くのが検事使用時の戦略になりますね。
さて、色々シミュレーションしましたが、カード1枚で検事に選挙戦で勝つ事が相当難しい事がわかりましたね。さらに検事でも悪意の調整はしますので、「アリバイ」が検事の手札にある場合10票差を作っておかないと 選挙戦に勝てる事にはならないのです。2人プレイヤーは自分or相手が絶対に知事になるので圧倒的に有利ですね。「政治家」キャラは「検事」に遭遇するとかなり厳しいのではないでしょうか。無駄なトリビューンマス止まりも最終的にはマイナスに傾きそうです。
さて、これだけの能力でも十分に検事は強いのですが、最後の効果ロケーション後付けでワイロ2倍徴収は検事の玄人向けの能力だと思います。この効果は「盗人」の効果に似ていますが、逮捕リスクのある「盗人」の効果よりもリスクがなく、かなり強いと思います。なぜ、この効果が強いのか。
それは資金の奪い取りになる事が1つあります。「資金を奪え」の項目でも述べましたが、相手の資金を減らすカードは色々あるのですが、資金を奪う事ができるカードというのは限られています。相手のマイナスとこちらのプラスで通常のプラス、マイナス単独より2倍の効果があるという考えです。さらにこのゲームの重要な要素の1つがこの効果をとても強力なものにしているのです。
それは「プレイヤー争い」です。
自分の今の場所と移動カード。相手が検事かどうか問わず絶対に気をつけないといけない事です。相手より資金が少ない時、いつでも刑務所送りにされる可能性があります。
検事が後付けでワイロを受け取った時、つまりそれは次に相手がロケーションから動く事になるのです。つまり、「相手から資金を奪った上で、相手と同じマスに止まる事ができる」のです。「高速+公正」であいてのロケーションに後付けして資金を奪い次のターンに相手の移動場所を睨む事ができてしまいます。
もし相手が検事の場合、相手が後付けをして資金を奪って自分の方が資金がない時に、くれぐれも移動3のカードでその辺のマスに止まらないように!あっという間に刑務所にぶち込まれてしまいます!そしてロケーションに逃げ込んでも、さらに粘着してくる可能性があるのです笑。気をつけてください!!
それでは長くなりましたが、検事の戦略、キャラ分析でした。それでは!
コメント
[…] 検事を選んだ時の戦略と同様に資金を奪取した後のプレイヤー争いは覚えておきましょう。盗人はプレイヤー争いで負けたとしてもメリットがあるのでガツガツしかけましょう! […]