JALの機内誌であるSKY WARD。先日、JALへ搭乗した際に読みました。浅田次郎が連載している「つばさよつばさ」。第232回「鞄の中身」で浅田次郎が愛用するスーツケースが紹介されている。
「現在使用中のものは『MUJI』の最小型ハードキャリーで、小さいながら頑丈なロックもキャスターのストッパーもついており、しかも廉価である。」
さて、褒められているのだから調べてみたい気持ちになる。
MUJIは無印良品の事である。
調べてみると4種類のスーツケースが売られている。
20L、36L、75L、105Lのサイズである。
- [無印良品] キャリーケース バーを自由に調節できる ハードキャリーケース(20L) ユニセックス大人 EEE01A2A
- [無印良品] キャリーケース バーを自由に調節できる ハードキャリーケース(36L) ユニセックス大人 EEE02A2A
- [無印良品] キャリーケース バーを自由に調節できる ハードキャリーケース(75L) ユニセックス大人 EEE03A2A
残念ながらamazonサイトには105Lの取り揃えがなかった。
つまりこれらの中の最小20Lのキャリーケースを浅田次郎が愛用している事がわかった。枕代わりにもできるとの事だが、ハードケースであるので枕としての使用方法は人を選ぶことになりそうだが。
この大きさであれば機内への持ち込みも可能だろう。スーツケースを機内に持ち込むと、降機後に手荷物を回収する手間が省けるメリットがある。しかし、客室内の預け入れスペースには限りがあるため、航空会社としてはスーツケースの持ち込みは推奨していないはずだ。特に搭乗率が高い場合には荷物の個数にかかわらずスーツケースの手荷物預け入れをアナウンスしている事が多い。搭乗時のマナーとして知っておくべきだろう。
ベルトロック指示が解除された瞬間にシート上の自分の手荷物をがさごそやるために立ち上がり、飛行機のドアが開くまで通路でずっと待機している方々の中に手荷物を預けていない人は何人いるのか毎回疑問に思う。手荷物を預けていれば、結局手荷物回収エリアで再度待つことになるのは確証されているのに何を急ぐ事があるのだろうか。慌ててトイレに駆け込む人もそんなに多くはない。是非、どんな事が起きるのか予想してから行動してほしいものである。
ついでに今回調べる事で得られた知識だがSKY WARDは持ち帰っても良いらしいのだ。定期購読などの申し込みがあったため、持ち帰るのはダメだと勝手に思っていたが実は違うらしいのだ。今度から持って帰ろうかなと思いつつ、紙媒体はごみになるため迷いどころだ。