【Mount & Blade II: Bannerlord】終盤の豊富な資金の使い方【交易スキル/代償はつきもの】

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さて鍛冶プレイで十分に資金は貯まった

鍛冶屋のすすめで書いた通り、鍛冶屋による錬金術が可能になった今、いわゆる経済的には何不自由ない生活を手に入れることができたと思う。市場に流通している最強防具を買い占めて、仲間のコンパニオンに装備させることも可能、食料の種類を豊富にして士気を上昇させることも何でも可能になったことと思う。正直、繰り返し作業になってしまい退屈になっている様な終盤、この豊富な資金でやっておくことを紹介したいと思う。

交易スキルを上げてみよう

社交性(SOC)の魅力

話は変わって、主人公(自分のクランのリーダー)のどの特質値、スキルを上げるか議論が分かれるところであるが、私は間違いなく社交性(SOC)を優先して上げていく。「魅力」、「統率」、「交易」と部隊のリーダーで効果が発揮するパークが数多あるからだ。クランのリーダー以外はそもそも上げる必要はないものも多いかもしれない。特に最終的に諸侯の引き抜きの手間とコストに関係してくる「魅力」は私は序盤から上げていく様にしている(クエスト依頼、戦闘中の援護など)。

交易スキルを簡単に上げる方法

交易スキルを上昇させる方法としては他サイト、YouTube等でも紹介されていると思うのでそちらを参考にすると良いと思います。簡単に説明すると、都市に入ろうとしている商隊を都市ギリギリで話しかけて、時間経過しないまま都市交易画面と隊商と話しかけることができる場所を模索します。これが一番重要ですが、都市画面で「閉じる」を押して都市から出て隊商に話しかける→都市に戻るを何回か繰り返せば良いところが見つかると思います。なかなか成功しない方は自分の軍隊の移動スピードを速くなるように調整すると良いと思います。

用意するものは私は鍛冶プレイで余りに余っている鉄鋼資源を使ってやっています。基本的な概念は簡単です。

  • 隊商が入ろうとしている都市で鉄鋼資源(銑鉄、錬鉄、鉄、鋼、良質な鋼、タスマケン鋼)があれば全て買い占める。
  • 市場でのそれらの価値が高まる事になる。
  • そのため隊商が高い値段で鉄鋼資源を買ってくれる(下の手順ができるように残しておく)
  • 都市で十分に値段が下がるまで資源を売る
  • 鉄鋼資源の市場価値が下がる
  • 隊商に売っていた鉄鋼資源を全て買い戻す(安く買い戻せる)
  • この動きを繰り返す→交易アップする

この動きを繰り返すと交易はアップするのですが、どこかのタイミングで都市、隊商の資金がマイナスになります。この時に収益無視で交易アップだけを目指すので、金銭に困っていない状況が必要になるのです。一度のタイミングで交易アップを目指すのではなく、都市と隊商の資金がショートするのを忌避するのであれば何回かに分けてトライする手間がかかると思います。

私も気にせずにやってみて気付いたのですが、交易アップの条件はデナールの収支がプラスになる事が重要なのではなく、安く買って高く売るなどの交易操作が重要なのだと思います。そのため都市がマイナス収支になりこちらにデナールが全然入ってきていない状況になっても交易スキルは上がり続けました。鉄鉱資源を選んだのは単純に個数が数百個も簡単に集まってしまうので扱う物品として物量を稼げるため有利だと考えました。「ブドウ、ワイン」「銀、宝石」買い占めなどでも同じ事を再現できるかもしれません。

気をつけないといけないのは隊商が売る物を持っていないと交易ができなくなってしまうので、隊商が資金不足となっても他の物品を取り上げる事をしないようにしましょう。アップデートにより隊商に対する交易回数が制限されたりする場合はこの方法も使えなくなってしまうかもしれません。

交易スキルの最終到達地点

交易スキルをここまでして上昇させる理由としては最終スキルが特殊だからである。交易スキルを300まで上昇させると得られるのは「代償はつきもの」。これは集落を物々交換の品として金品と交換することができるという効果である。そんな事言っても諸侯は大事な都市なんかそんなに手放さないだろうとお思いでしょう。そこが意外とドライでその国で最も大事な都市と考えられる都市もお金さえ払えば簡単に譲ってもらうことができました。

具体的に私が買ってみたのは西帝国からで、

「ジャルマリス」が162万949デナール

「アタコニア城」が 236万7647デナールでした。

城の方が価値が高かったのは意外でした。もちろん平時の関係の時です。相手の手持ちの資金は94661デナールと決して多くはないですが、これくらい資金を出せばちゃんと取引してくれる事がわかりました。鍛冶屋プレイで長柄武器を100−150本くらい作成したら都市を買えるというのは何とも現実的な数字です。これだけ払って無駄な血が流れないとは何と立派な主君であることでしょう。ただ「代償はつきもの」のスキル名の通り、相手に十分な資金が流れるとその資金を用いて大軍を指揮してくる可能性はあるかもしれません。

諸侯を引き抜く

十分な金銭を稼いだ後にやることと言えば、最終的には諸侯を引き抜くことしかないだろう。1クランごとの引き抜きとなるが、だいたい20万デナール、交友関係などがあるとそれより安く、都市、城塞を所有しているクランだとかなり高くなることがある。戦時中でも、相手が軍隊に所属しておらず単独行動の場合は引き抜く事が可能となる。クランのリーダーを探すのが面倒だが、百科事典から国のページに飛ぶと全クランの一覧が確認できるので、そこからクランリーダーを確認しておこう。

魅力パークの選び方

「魅力」スキル200で取得する事ができる必要な説得が1つ減る2つのパークがある。同じ文化のキャラクターを説得しやすい「士気リーダー」、異なる文化のキャラクターを説得しやすい「生まれながらのリーダー」がある。私は「生まれながらのリーダー」を選ぶ様にしている。

これには訳があって、諸侯を引き抜く時、誰を優先的に引き抜くかを考えた時に私が選ぶのは「これから占領する都市と同じ文化の諸侯」である。つまりまさに戦っている国の文化の諸侯が欲しいのである。これは国が戦争で得た都市は「都市の所持が少ない諸侯」に優先的に配属させる様に議論が出来上がっているからだ。つまり新入りの諸侯が一番都市をもらいやすい状況になる。都市を誰が統治するべきか考える時に唯一考えるのは文化が一致しているかどうかである。つまりバッタニアの都市を攻め落とした後はバッタニア文化の諸侯に治めてもらうのが一番手っ取り早いのである。正直、自分と同じ文化の年は自分で全部治めても良いわけで、重要なのは自分と違う文化の都市の統治についてである。自分を仮に帝国文化とすると、少なくともヴランディア、バッタニア、アセライ、スタルジア、クーザイトの5文化の諸侯を仲間にしておかないと反乱が頻発して困るのだ。世界制覇のためにはそれぞれの文化の諸侯を配下にしよう。

つまり、少なくとも自分とは異なる5文化の諸侯を説得しやすくなる「生まれながらのリーダー」の方がお得だという事である。またクランリーダーのほとんどは男性なので「花盛り」か「若く、礼儀正しい」の2択では主人公の性別を加味して男性に好かれる方を選ぶべきとも考える。

新入り諸侯に占領した都市を統治させたくない場合は引き抜く際に金銭ではなく自分が持っているその諸侯と文化が同じ都市をプレゼントする方法もある(上記「代償はつきもの」が必要)。100万デナール以上の程度の価値のある都市を取引条件にするため断られた事はない。

都市売買で大きな資金をすぐに調達

「代償はつきもの」を取得した上で諸侯からごっそりデナールを貰い受ける方法がある。自分の都市をわざと少なくしている状況で入手した都市を皆からの推薦で手に入れ、その都市を諸侯に売ってしまうのだ。だいたい多くても数十万デナールの手持ちしか諸侯は持っていないが、都市を交換条件に出すと手持ちのデナールを根こそぎ頂くこともできる。都市を手に入れる→売るを繰り返すと鍛冶プレイを行うのに必要な資金を早く集めることができるかもしれない(その前に交易スキルをコンプリートしないといけないので現実的ではないか)。鍛冶プレイに飽きた(or面倒臭い)方はこのような資金調達法を考えてみても良いのではないでしょうか。

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